4/29~5/5の期間中、「GO!GO! ゴールデンウイークWS」と題し、様々なクラスを開催し、
皆さんにヨガを深めていただいたり、楽しんだりしていたただきました。
それぞれ特色のあるクラスで何があったのか? レポートページでご紹介できればと思います。
G・Wヴィンヤサ FLOW (4/29 昭和の日)
今年のゴールデンウイーク、最初のクラスは、
ただただ動いてヨガをする楽しさをシンプルに・存分に感じることができる、ヴィンヤサクラスでした。
今回、通常クラスの約2倍の時間枠だったクラスは、クラス内容が3つのカテゴリーにわかれており、それぞれに山場となるポーズがくみこまれていて、身体を変幻自在、多岐にわたり、隅々まで動かしていました。
クラス紹介では「次に何が来るか?分からない、ワクワク感が魅力」と紹介しましたが、
クラスの流れを分かっているのは、スタジオで先生ただひとり。インストラクターのかたならば、だいたい次コレとは分かっていても、カクジツではありません。
「次コレかぁ~」といい意味で皆さんの期待を裏切るクラス進行は、深い集中によってココロとカラダを奥のトコロまで連れて行ってくれたのではないでしょうか。
▶▶ Chigusa先生の通常クラス、スローヴィンヤサ もおススメですのでぜひ!
ハーフプライマリーを深める (5/3 憲法記念の日)
続いて、5/3はBan先生の久しぶりのワークショップ、「ハーフプライマリーを深める」を開催。
「ていねいな指導」に定評がある先生のクラス。
冒頭は、まず「現在、どんなことで悩んでいるか?」というヒアリングからスタートしました。
皆さんの声の中から、今回特に指導に盛り込まれたのは、
ポーズの説明がくるかと思いきや、そこは譲らない基礎の基礎からスタート。
やはり、始めの / 根本 への理解が深まることで、普段への意識の配慮や見かたが変わるからだと。
呼吸の質の説明をおえ、次は、太陽礼拝を通じて「呼吸と動きの寄り添い」の確認です。
ついつい動きがが先行してしまうレッスンや自己練習ですが、そこに呼吸が巡らないのは、「動く瞑想」の意味合いが薄れてしまうため、アシュタンガの基礎である太陽礼拝、その太陽礼拝の更に掘り下げ、
1~3のヴィンヤサを通じて、「ポーズのための練習」から「呼吸を深めるための動きづくり」を確認。
普段やっていることを少し意識のしかた、見かたをかえてゆく作業は、
楽器の音階を調整する「チューニング」のようでした。
ヨ ガ を 知 る (5/4 みどりの日)
5/4は、「ヨガを知る」と題し、初のBan・Chigusaコラボクラスを行いました。
前半:カラダを通じて、後半:ココロもより、、、ヨガを楽しみ、知っていく内容でした。
前半は、なるべく「○○のポーズはこのやり方で」という、一種の「攻☆略」にならないように。
なぜかと言うと、攻略になってしまうと、頭で考えてしまう量が多くなってしまい、ヨガ本来のココロの作用を鎮める目的からそれてしまうから。
なので、「haanoヨガ体力測定(笑)」と題し、普段あまりしない動きを「ちぇっく項目」として自分のカラダを知ってもらい、そこから発展した様々なポーズへとチャレンジしました。
皆さん、楽しんでもらえたかな?
そして、後半はココロで知る。
普段、どんな事を思っているか?、どんなコトを悩んでいるのか?
皆さんから拾い上げ、話がどんどん広がりました。
このクラスは、以前のクラス紹介で書いたように、「ポーズのやり方」 について。でなく、
日々の生活、アーサナの練習中に「その心や思い、考え」をどうしたら良いのか?
というテーマ話を進めたので、より【ヨガの源泉的な】内容だったように思います。
参加者それぞれのタイムリーな答えやヒントを持ち帰ってもらえたと。
このタイプのクラスは同じテーマであっても、毎回内容が違ってくるので、
定期開催したいと思います。
☆ 徹 底 的 ☆ に 後 屈 W S (5/5 こどもの日)
2021GWの最後をかざるのは、「☆徹底的☆に後屈」でした。
このクラスを率直にいうと、
「スゴク柔らかく後屈がデキる」わけではありません。
ですが、
「後屈がワカる」ことはカクジツです。
↓のクラス写真を見てもらえると分かると思います。
クラスの内容はいたってシンプルなんです。
シンプルなのがヤッパリいいんです。
後屈がデキる。より、ワカる。には、
やっぱり自分で自分の内側をじっかりと見届ける必要がある。。。
やりたい。ポーズでは(難易度が)気持ちが先行してしまい、多少の無理と勢いでできてしまい、
その中で起きてる感覚を見落としやすくなる。
という事で、今回も基礎的なポーズたちで後屈の背中、背骨、お腹、胸、肋骨、、、とイロイロ自分の中にある「忘れてしまった感覚たち」を見直しました。
あっ。以前におこなわれた後屈WSのレポート文から、カナリいい文章を見つけましたので、
是非、ご覧ください⇩
クラスは難しいポーズができる。ようになるよりは、皆が普段練習やクラスの中で実践している後屈たちのヒントになるほうが良い。とChigusa先生は思ったようです。
クラスの流れは、後屈の仕組みを感覚に落とし込みやすい内容・順序ですすみました。
「あ!?、え!?できた ☆」とマジックにかかるものではなく、「う~ん、コレかなぁ」
「この感覚を保ちながら、、、」という自分と向き合う、内側の感覚を見落とさない、基本的なワーク(作用)の繰り返し。
その繰り返しによって、ポーズを少しずつ応用へつなげていき、結局ポーズとして確認したのは、
クラス中、3~4個だけでした。 その分、自分をジックリみる時間があり、ジックリ自分を見続ける。
ということは、それだけ自分の中でシッカリと根をはることができ、忘れにくく、今回のクラスで得たことを自身の練習で再現しやすい。ということ。
あらためて、基礎の感覚って大切なんだな。
教わったクラスでした。