haano yoga studioは忙しく、騒がしい日常生活の喧騒から離れ、心と身体を「ほ。」とほぐすことのできるヨガスタジオです。日々のストレスから解放され、この時期だからこそ、心身ともにリフレッシュできる時間と空間を皆さんにお届けできるよう、日々、心がけています。
私たちは日々多忙な生活を送っています。
家の玄関からひとたび社会へ出れば、数えればキリがないほど果たさなければならない責任があり、守らなければならない肩書きがあり、疲れ果てた体を癒す時間はほとんどありません。
そんな日々の激務に耐えるべく、私たちの体・心は常に全身を戦闘態勢に固め、神経はいつも緊張しています。
身体の神経のリズムを「ON・OFF」で表せば、1日の20時間くらいはONの状態かもしれません。電化製品も、ずっとスイッチをつけっぱなしだと、そうでない状態と比べて故障しやすくなったり、長く使う事ができなくなったりします。
そういった状態を私たち人間の感覚で表せば、こんな風にいえるのではないでしょうか?
何となくダルい日が
続いている
気持ちが何だか
スッキリしない
肩や腰が
ずっと重い…
人生において最も長く時間をついやす「仕事」において、このような状態が続けば、生きていくこと自体がとても苦しいものなってしまいますよね。
そんな疲れた心と体に「息抜き」と「骨やすめ」の時間をつくるのがヨガなのです。
ヨガにおける深い呼吸は、張りつめた神経(心)を緩めるリズムを作ることができ、「ジワ~ッ」と気持ちよく伸ばすポーズは、働いてばかりの体を癒すことができます。
1時間前後のクラスの間、日常のストレス・責任を一切忘れ、自分自身を癒すためだけに集中したとき、心身ともに「ほっ」とする事でしょう。
「ヨガは体が柔らかい人だけがするもの」という印象がありませんか?
指導してくれる講師のように、「ポーズがキレイにできなきゃいけないッ!」「前屈は足をまっすぐに伸びてなきゃいけないッ!」などと、いつしかヨガにはある種の「参加資格」的なものがあると誤解されているようです。実際そんな規定はまったくなく、ヨガは本来「心」をリラックスさせるものなのです。
世の中にたくさんあるリラックス法の中にマッサージがありますが、ある本でヨガとマッサージを比較した面白い表現があります。
「マッサージは他人にしてもらうヨガ(ストレッチ)」
「ヨガ(ストレッチ)は自分でできるマッサージ」
つまりヨガは、「カッコよく、エレガントに」やるものではなく、自分自身を心地よくする方法なのです。
マッサージで「あ、もう少し強く押してください」というやり取りのように、自分の気持ちいい感覚を、ちょうど良い具合に探し出すことができます。レッスンはあくまで「気持ちよさ」、「楽しさ」をベースにすすめて行くものですから、途中で休憩してもらってもいいのです。
また、あくまでもみなさん自身が癒されるひと時をすごすことが重要です。
先生の動きを真似るというレッスンではなく、経験豊富な講師たちが丁寧にアドバイスをしながら導いていくというクラスばかりなので、初めての方でも安心してクラスに参加できます。
ヨガを行う、練習する中で味わう「心身共に味わう心地よさ」、そして、そのさらに奥にあるヨガを行った後に訪れる「シーン」とした静けさ、ヨガを練習すればするほど味わう静かな感覚は、意外な空間でも味わえました。
「飛行機で雨雲の中をつきぬけ、広がっていた空と雲だけの空間」
その空間はとても静かだけど、ゆったりとしていて、何だか自然の無言な雄大さがあり、余計なものがなくて、とにかくシンプル。
ヨガで感じるこの「静かな、ゆったりとした感覚」をなんとか名前に、音にできないかと頭にひらめいたのが「haano」(ハーノ)でした。